セル画のような表現を 3DCG で実現する ノンフォト リアリスティック レンダリング プラグイン「 PSOFT Pencil+ 4 for 3ds Max 」 4.2.0 をリリースしました。
今回のアップデートでは機能追加といくつかの不具合の修正を行いました。 Pencil+ 4 登録ユーザー様は無償アップデートとなります。
新機能
カーブのレンダリング
スプラインやNURBSカーブを[アウトライン]として描画する機能を追加しました。カーブを使用して3Dモデルに線を追加することが容易になります。
ラインのZ深度
[Pencil+ 4 ライン レンダーエレメント]に[Z深度]を出力する機能を追加しました。コンポジットソフトを使用して後処理で被写界深度を追加する場合などに活用できます。
ファイル出力する効果を選択可能に
これまで[Pencil+ 4 ファイル出力]はシーン内の全ての効果をまとめて出力していましたが、4.2.0では[Pencil+ 4 ファイル出力]に効果単位で出力対象を指定する[出力する効果]機能を追加しました。
この機能追加により、EPS形式では効果ごとにファイルを分けて出力することができるようになります。PLD形式ではシーンに複数の効果がある場合に自動的にサフィックスを追加していましたが、出力する効果を1つにすることで指定したファイル名で出力することができるようになります。
前バージョンからの変更点
[機能追加]
- 3ds Max 2021に対応
- カーブを[アウトライン]として描画する機能を追加
- [Pencil+ 4 ライン レンダーエレメント]にZ深度を出力する機能を追加
- [Pencil+ 4 ファイル出力]に効果単位で出力対象を指定する[出力する効果]機能を追加
[修正点]
- シーン上のオブジェクトがファークリップ平面と交差する場合、[Pencil+ 4 マテリアル / ライン]の描画が正しく行われない場合がある不具合を修正
- [Pencil+ 4 マテリアル / 高度な設定]の[ライト強度の制御]において、特定の操作手順の後、既定値のライトに意図せず影響が及んでしまう不具合を修正
- [Pencil+ 4 マテリアル / ライン関連機能]の[隠線を可視線として描画]を使用したとき、アウトライン判定処理が正常に動作しなくなる不具合を再修正
- コマンドパネルがフローティングしているとき、[ライン合成ヘルパー]の[ライン合成オプション]ダイアログを開いたまま特定の操作をするとクラッシュする場合がある不具合を修正
- [Pencil+ 4 ライン レンダラー]のAPI上の軽微な修正
3ds Max対応バージョン
Autodesk 3ds Max 2018 / 2019 / 2020 / 2021
ユーティリティプラグイン
Pencil+ 4 のユーティリティプラグインも3ds Max 2021に対応しました。またSpreadsheetは3ds Max 2020.3 以降で使用可能なバージョンを追加しました。新しいバージョンをご利用ください。
- 「Pencil+ 4 Bridge for 3ds Max」1.0.2
- 「Pencil+ 4 Converter for 3ds Max」4.0.5
- 「Pencil+ 4 Spreadsheet for 3ds Max」1.0.2
アップデート方法
「Pencil+ 4 」「Pencil+4 Bridge」「Pencil+ 4 Spreadsheet」は、PSOFTユーザーページ内、「製品のダウンロード」からダウンロードしてください。
「Pencil+ 4 Converter」は、ダウンロードページからダウンロードしてください。
製品価格
無償体験版
各製品の無償体験版をご購入前にお試しいただけます。お客様の3ds Max上で プラグインを直接ご体感ください。無償体験版は、下記ダウンロードページにてご紹介しております。