セル画調やイラスト調の表現を実現するための Blender 用アドオン 「PSOFT Pencil+ 4 Material for Blender」バージョン 4.0.2 と、手描きのような線を 3D オブジェクトに高品質かつ高速に描画するための Blender 用アドオン「PSOFT Pencil+ 4 Line for Blender」バージョン 4.1.1 をリリースしました。
今回のアップデートでは、Blender 4.2 に対応し、いくつかの不具合を修正しました。
アップデート内容
Pencil+ 4 Material for Blender 4.0.2 の修正点
- Blender 4.2 において、Pencil+ 4 ノードグループを初期化もしくはリセットしたときに、レンダーエレメント出力が動作しなくなる不具合を修正
- レンダーエレメントのカラー出力のアルファチャンネルについて、Blender 4.2 でも Blender 4.1 以下と同じ値を出力するように修正
- 位置の最小と最大を両方0に設定したゾーンは出力しないように修正
- Blender 3.4 以上において、MixRGBノードではなくMixノードを使用するように修正
- サイドパネルのゾーンのパラメーターはアニメーションを設定できないように修正
- 軽微な不具合修正
※ すでに Pencil+ 4 ノードグループ を構築済みのデータに対して修正を適用するには、シェーダーエディターの [Pencil+ 4] メニューから [ノードグループのリセット (アップデート)] を実行してください。
Pencil+ 4 Line for Blender 4.1.1 の修正点
- 複数のビューレイヤーが存在し、カーブやテキストオブジェクトを含むシーンにおいて、特定の条件でラインが描画されなくなる不具合を修正
- 特定のシェーダーノードを表示しながらレンダリングするとフリーズするBlenderの問題に対応
- 軽微な不具合修正
動作環境
Pencil+ 4 Material for Blender
- OS:Blender 動作環境に準拠
- ホストアプリケーション:Blender 3.0 / 3.1 / 3.2 / 3.3 / 3.4 / 3.5 / 3.6 / 4.0 / 4.1 / 4.2
(※アルファ版・ベータ版はサポート対象外です) - ハードウェア:Blender の動作環境に準拠
- Eevee レンダーエンジンで動作
- [レンダーエレメント出力機能] は Blender 3.4 以降対応です。
Pencil+ 4 Line for Blender
- Windows版:Windows 10 / 11(CPU : x64 ベースプロセッサ)
Mac 版:macOS 13.0 以上(CPU : Apple Silicon または Intel) - ホストアプリケーション:Blender 3.0 / 3.1 / 3.2 / 3.3 / 3.4 / 3.5 / 3.6 / 4.0 / 4.1 / 4.2
(※アルファ版・ベータ版はサポート対象外です) - 必須のソフトウェア:Pencil+ 4 Render App(4.1.0 以降)
アップデート方法
アップデート方法は下記のマニュアルをご覧ください。
Pencil+ 4 Material for Blender
Pencil+ 4 Line for Blender
※ 上書きインストールが正常に動作しない場合があります。インストール済みのアドオンを削除したのちに、新しいアドオンをインストールしてください。古いアドオンの削除に失敗する場合は、プリファレンス / アドオン 画面下部の手順に従って削除してください。
無償体験版
「Pencil+ 4 Line for Blender」アドオンを使用するには、「Pencil+ 4 Render App」が必要です。まずは「Pencil+ 4 Render App」体験版をインストールし、アドオンをお試しください。「Pencil+ 4 Render App」体験版は、以下のダウンロードページで入手できます。
※「Pencil+ 4 Material for Blender」は体験版の提供がございません。