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最高品質のライン
Blender へ。
PSOFT® Pencil+® 4 Line for Blender は、3D オブジェクトに手描きのようなラインを加えるポストエフェクトアドオンです。「PSOFT Pencil+ 4 Render App」を同時に使用することにより、多数のアニメ作品で採用されている品質のラインを簡単に利用できます。
※ 「Pencil+ 4 Render App」14日間の無料体験版はこちら
アニメーションの現場で培われた
高品質なライン
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ノードエディター
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ビューポートで
リアルタイムプレビュー
シーンに合わせた豊富な設定
高品質なライン
機械的で均一なラインから、オブジェクトからはみ出したラフスケッチのような表現、漫画のような「入り」「抜き」のある抑揚豊かなラインまで、その表現力は多彩です。オブジェクト同士の交差、マテリアルの境界、オブジェクト背後の陰線など、その詳細なライン描画箇所の設定はあらゆるシーンに対応します。
ベクトルファイル出力
ラインは、EPS / PLD 形式で出力することもできます。
EPS 形式は、解像度に依存しないベクトルグラフィックス ファイルです。建築・製造・プロダクトデザイン分野や WEB コンテンツ・インタラクティブなアプリケーションインタフェイスなど、ビジュアライゼーション用途にお勧めです。
PLD 形式は、「Pencil+ 4 Line for After Effects」 でラインの編集を行うための専用データです。After Effects 内でラインの色や質感の調整が可能となります。
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「Pencil+ 4 Bridge」ユーティリティに対応
無償提供の「Pencil+ 4 Bridge for 3ds Max / Maya / Unity / Blender」は、Blender と 3ds Max、Maya、Unityの間で Pencil+ 4 ラインと Pencil+ 4 マテリアルの設定が受け渡しできる Pencil+ 4 の拡張アドオンです。シーンファイルとは別のファイルとして管理できるため、他のシーンへ容易に適用することができます。これにより、異なるソフトウェアを使用しているアーティスト間でのコラボレーションが促進され、プロジェクトの柔軟性と効率が向上します。
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注意点
開発協力
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開発についてカラー様よりコメントをいただきました。
コメント回答者 【CGI監督/鬼塚大輔】
なぜ Pencil+ が Blender に必要でしたか?
鬼塚:Blender には標準でも様々なライン描画の機能があり、色々と検証しましたが Pencil+ の速度、クオリティに匹敵するものがありませんでした。
また、弊社では Pencil+ での過去データを大量に保有しており、データの流用も必要でした。
そこで、Blender に Pencil+ があれば、弊社だけでなく業界の方々の Blender への移行の手助けになるのではないか?と考え開発のご相談をする事になりました。
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©カラー
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』Blu-ray&DVD
2023 年 3 月 8 日発売
導入してみていかがでしたか?
鬼塚:MAX 版では実装されていなかった、ビューポート上でライン描画が確認できるようになり、ライン設定のミスが圧倒的に減りました。レンダリング前に線の太さを確認できるのは非常に便利です。
また、Pencil+ 4 Bridge を利用して、MAX、MAYA、Blender とライン設定の受け渡しができるのは非常に魅力的です。
MAX 版にあったライン設定に関する機能は、ほとんど実装されておりクオリティ面については差異がありません。
今後の展望を教えてください
鬼塚:弊社は Blender への完全移行を進めており、今後発表される作品は Blender を用いて作品制作をいたします。
Blender 版 Pencil+ の開発に協力しながら、すでにいくつかの作品に採用しておりますので発表を楽しみにお待ちください。
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※ 新作特典映像に Pencil+ 4 Line for Blender が使用されています。
動作環境とライセンス
動作環境
OS:
Windows 10 / 11 (CPU : x64 ベースプロセッサ)
macOS 13.0 以上(CPU : Apple Silicon または Intel)
ホストアプリケーション:
Blender 3.0 / 3.1 / 3.2 / 3.3 / 3.4 / 3.5 / 3.6 / 4.0 / 4.1 / 4.2 / 4.3
(※アルファ版・ベータ版はサポート対象外です)
必須のソフトウェア:Pencil+ 4 Render App
※ Blender アドオンと Render App は独自フォーマットのファイルを使用し、パラメーターとレンダリング画像の受け渡しを行います。
ライセンス
Pencil+ 4 Line for Blender は、GNU General Public License に基づいてライセンスされた、自由でオープンソースなソフトウェアです。ライン描画を実行するためには、Pencil+ 4 Render App が必要です。
インストール
アドオンは GitHub に公開されています。
GitHub の URL 及び、インストール方法は下記のマニュアルをご覧ください。
体験版
本アドオンと Pencil+ 4 Render App の体験版をインストールしてご試用ください。