Pencil+2 マテリアルは[基本マテリアル]を保持する。というユニークな構造を持っています。
この特徴を利用し、マルチ/サブオブジェクト全体にPencil+2 マテリアルの効果を設定する方法のご紹介です。
この特徴を利用し、マルチ/サブオブジェクト全体にPencil+2 マテリアルの効果を設定する方法のご紹介です。
- 1つのオブジェクトに複数のマテリアルを適用したデータを用意します。
今回はボックス プリミティブを使用し、5つの異なるマテリアルを設定したオブジェクト群を1つにアタッチした物を使用します。 - Pencil+2 マテリアルを作成します。
[M]キーを押して、マテリアル エディタを開きます。 [マルチ/サブオブジェクト]を選択した状態で[タイプ ボタン]をクリックし、[マテリアル/マップ ブラウザ]を開きます。ブラウザから[Pencil+2 マテリアル]を選択し、[OK]をクリックします。
[マテリアルを置換]ダイアログが表示されます。
[古いマテリアルをサブマテリアルとして保持しますか?]が選択された状態で[OK]をクリックします。 - [グラデーション]ロールアウトを使用し、2階調の質感を設定します。
- [ゾーン4]では個々のマテリアルで使用した色を、そのまま使用する設定を行います。
[ゾーン]ロールアウト/[ゾーン4]タブ/[ゾーンカラー]領域/[合成方法]チェックボックス
をオフにします。 - [ゾーン3]の色を設定します。
[ゾーン3]タブ/[ゾーンカラー]領域/[基本色] をクリックし色を設定します。また[ブレンド値]を50に設定しました。 - レンダリングします。
[ゾーン4]は個々のマテリアルの色を使用する事で、複数のマテリアルに効率的にゾーンを設定する事が出来ました。